GeniLax開発の経緯
株式会社ジェイデータ代表取締役の佐々木耕司と申します。
おかげ様で、2012年3月1日にAndroid版のGeniLaxをリリースしてから1年間でAndroid版、iOS版を合わせ、3000人以上の方にダウンロードしていただく事が出来ました。
本日(2013年3月1日)、リリース1周年に合わせ、『なぜ私たちがGeniLaxを開発したか』についてご説明させていただきたいと存じます。
このGeniLaxは故 政木和三先生発明の『音により脳波をα波、θ波に誘導』する技術(過去に「パラメモリやアルファ・シータ」として製品化されていた技術です)をアプリで再現したものです。
私自身、19年ほど前(1994年ごろ)にパラメモリを購入しましたが、購入以来2012年の4月頃まで毎日のように1日1~2時間は、パソコン等の業務を行う際にパラメモリを聞いていました。 パラメモリを聞くと心が落ち着くと言いますか、頭がすっきりするような感じで、作業がはかどるからです。
また、中小企業の経営は良い時と悪い時の波が大きく、中々大変なのですが、ずいぶん昔、普通の人だったら自殺してしまうぐらい大変な状況に陥った時期もありました。しかし、私の場合は、その頃もパラメモリをずっと聞いていましたので、大変な状況でも思い悩んで過大にストレスを感じるような事が少なく、どうすれば良いかの解決策を冷静に考える事が出来、大変な状況を乗り越える事が出来ました。もちろん周りの方のお力添えをいただけた事もありますが、いつも脳波が落着いて平静でいる事が出来た事も大きかったと思います。
私がずっと使っていたパラメモリは、当時少量だけ流通したACアダプタータイプのものでしたが、長年の使用で、さすがにボリュームの部分やイヤホンジャックのコネクタが調子が悪くなっていました。パラメモリは今では販売されていないため、『パラメモリが壊れて聞けなくなったらどうしよう』と頭を悩ましておりました。
弊社株式会社ジェイデータは、携帯電話向けソフトウェアの開発も行っています。スマートフォン向けのアプリは専門外でしたが、『スマートフォン用のアプリでパラメモリを再現すれば、スマートフォンでいつでもどこでもパラメモリが聞けるようになる』と考えました。(そのアプリが完成すれば、パラメモリが壊れても大丈夫になるわけです。)
そこで、私は、社内の最も優秀なエンジニアに、そのアプリの開発を指示しました(2012年1月初旬)。パラメモリの特殊な音を連続的に再生するために、さまざまな工夫や試行錯誤の結果、2月中旬にようやくβ版が完成し、2012年3月1日にAndroid版をリリースする事が出来ました。(iOS版は2012年6月にリリース)
実は、リリースする前は、有料で販売する事を考えていましたが、検討の末、無料にしてより多くの方々に使ってもらう方が人のためになると考えなおし、広告付きで無料でリリースする事にしました(Android版では、広告を表示させないものは有料)。
私自身、パラメモリのおかげで大変な時期を乗り越える事が出来ましたので、ストレスを感じている多くの方々にGeniLaxをダウンロードして使ってもらいたいと考えています。
なお、GeniLaxは、Genius & Relax(天才とリラックス)を縮めた造語です。Geniusとは、勉強の際にも良いからです。
またGeniLaxには、いくつかのモードがありますが、オリジナルのパラメモリと同一な音はSimpleモードの音です。ですので、まずは、Simpleモードを試してみて下さい。Simpleモードだけでは、アプリ的にさみしかったので、楽器の音色を加工したモードをいくつか搭載しています。
それからGeniLaxを聞く場合は、必ずイヤホンで聞かないとだめなのですが、音の大きさは、かすかに聞こえる程度で大丈夫です。また、GeniusモードからRelaxモードまで段階的に選べるようにしてありますが、シチュエーションにあまりこだわらず、自分が心地よいと感じるモードが良いようです。
もちろん、私も今では、昔のパラメモリではなく、GeniLaxを毎日聞いております。効果は一緒で、また出先でもいつでも聞け、自分自身でも大変重宝しています。
現代社会はストレス社会と言われるように、どうしてもストレスを感じる事が多いですが、GeniLaxを聞いて、少しでもそのストレスが和らぐなら、政木先生の発明が活きるでしょうし、我々も本望と考えます。
2013年3月1日
株式会社ジェイデータ
代表取締役佐々木耕司